バジリスク~甲賀忍法帖~-忍者の愛と使命との葛藤-
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こちらの記事ではアニメ「バジリスク~甲賀忍法帖~」のあらすじ、おすすめポイント、どんな人に合いそうか&合わなそうか、そして「バジリスク~甲賀忍法帖~」の基本情報~豆トリビアまでを紹介しています。(管理人主観によります)
ぜひあなたにぴったりのアニメ探しにお役立てください。
アニメ「バジリスク~甲賀忍法帖~」の感想をざっくり述べるなら・・・
「このやりきれない気持ちをどうすればいいんだ!弦之介様たすけて!」
アニメ「バジリスク~甲賀忍法帖~」を評価
管理人オススメ度・・・★★★★★
ジャンル
・バトルアクション系
・忍術合戦
・江戸時代
・頭脳戦
総話数 ⇒ 全24話
放送時期 ⇒ 2005年4月~9月
注)2018年1月から放送している「バジリスク~桜花忍法帖~」は続編という扱いですが、本作との繋がりにおいて大きな矛盾が生じます。原作者も異なり、本原作者である「山田風太郎」さんの他界後に作成されたもので、設定・内容ともに質も全く異なります。本作が面白いと感じた方は「バジリスク~桜花忍法帖~」は視聴しないことをお勧めします。
あらすじ
時は江戸時代。3代目将軍としての後継ぎ候補は幼子2名。大御所として君臨する江戸幕府開祖の徳川家康は3代目将軍を決めあぐねていた。
そんな折、3代目将軍の選出方法を相談役である高位の仏教僧・天海に相談したところ「甲賀と伊賀の忍びをそれぞれの派閥に分け、その勝敗をもって将軍の後継者とする」案が出され、家康も了承する。
家康は甲賀と伊賀の頭領を呼び出し忍術合戦を開始するよう命令を下し・・・。
こんな気分の時におすすめ!
・少し荒れた気分
・癒しよりも緊迫感が欲しい
・人生について考えたい
・生きる意味を考えたい
おすすめポイント
甲賀と伊賀の忍びたちによる、多彩且つ独特、奇抜な忍術の数々は一見の価値ありです!
また、それら忍術を駆使した直接的な戦闘はもちろん、その忍術を活かして相手の裏をかこうとする緻密な戦略面での戦いにも引き込まれます。
一見すると強い忍術と弱い忍術とがあるように思えるのですが、使い方と相性次第で戦局を大きく変化させます。
上述の「忍術合戦」という要素も面白いのですが、観どころは「人生観」や「ラブストーリー」にも及びます。
現代と違い、主従関係によって抗えないことがある世界。身分や立場により、人間関係まで左右されざるを得なくなってしまうことが出てきます。それは現代で言えば、会社の社長に逆らうとたとえそれがどんな命令であろうと、親族全員が処刑の対象となり、その処刑自体も合法とされる社会と考えてもらえれば概ね違いないかと思います。
それらのしがらみに捕らわれ翻弄されなければならない主人公たちがどういった結論を出すのか・・・必見です!
こんな人に特におすすめ!
・「生き様」を描く作品が観たい
・シリアスな緊張感を楽しみたい
・ギャグ要素は不要
・緻密な頭脳戦が好き
・バトル物が好き
こんな人には合わないかも・・・
・戦いや争いを描くものは観たくない
・ギャグ要素がないものは観たくない
・切ない気分なんて一切味わいたくない
「バジリスク~甲賀忍法帖~」の豆トリビア
・原作者は小説家の「山田風太郎」さん。他のアニメ化された著書に「魔界転生」などがある。
・OP曲は「陰陽座」さん。タイトルが「甲賀忍法帖」となっており、山田風太郎作品へのオマージュの内の1つ。
・2018年1月から放送されている「バジリスク~桜花忍法帖~」の原作者は「山田正紀」。「山田風太郎」さんとは別人。また、「バジリスク~桜花忍法帖~」は監督も異なり、そちらの監督は「西村純二」。