幼女戦記
-ファンタジーに似合わない性格No.1？！リアリスト主人公が転生-

2018年7月22日

こちらの記事ではアニメ「幼女戦記」のあらすじ、おすすめポイント、どんな人に合いそうか＆合わなそうか、そして公式情報なども紹介しています。(管理人主観によります）
アニメ「幼女戦記」の感想をざっくり述べるなら・・・

「外見と中身の差がありすぎる！」

1. アニメ「幼女戦記」を評価
2. あらすじ
- 2.1. こんな気分の時におすすめ！
3. おすすめポイント
4. ↓公式関連の情報はこちら↓
- 4.1. 「幼女戦記」を視聴可能な動画配信サービス

アニメ「幼女戦記」を評価

youjosenki_tahnya-min — © カルロ・ゼン・KADOKAWA刊／幼女戦記製作委員会

管理人オススメ度・・・★★★★
ストーリーが秀逸な作品です。しかし、多少観る人を選びます。
好きな人は星５つよりもきっと好きですが、誰にでも勧めやすい作品ではないので星４つにしています。

ジャンル
・異世界転生ファンタジー
・ミリタリー＆魔法
・ライトノベル原作

総話数　⇒　全12話

放送時期　⇒　2017年1月～3月

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あらすじ

youjosenki_hajimari-min — © カルロ・ゼン・KADOKAWA刊／幼女戦記製作委員会

現代日本で合理主義に徹してきたエリートサラリーマン（主人公）は、ある日、解雇を告げた相手から恨まれて駅のホームから突き落とされてしまう。
電車に衝突するその間際に、自身を「神」と名乗る「存在Ｘ」から干渉を受けるが、元々の無信仰も相まって耳を貸さずにいた。
存在Ｘの怒りを買った彼は「劣悪で過酷な環境であれば信仰を取り戻すだろう」と、恵まれない環境へと転生されてしまう。

転生した世界は地球で言う20世紀初頭、世界大戦勃発前の世界に酷似していた。
しかしその世界には魔法が存在し、軍事にも利用されていた。
転生後は孤児の「ターニャ・デグレチャフ」（性別：女）となっていた主人公は魔法への適性が非常に高く、その長所を活かして安定した収入を得るために軍事学校へ入学する。
強力な魔法と徹底した合理主義思考によって軍でのエリートコースを駆け上っていこうとするが・・・。

こんな気分の時におすすめ！

・不合理なことを認めたくない！

おすすめポイント

youjosenki_dark_tahnya-min — © カルロ・ゼン・KADOKAWA刊／幼女戦記製作委員会

色々とおすすめできるポイントはある作品ですが、一番惹かれたのは壮絶な表情です。
記憶を持ったままの転生ゆえの外見と中身の乖離が激しいのはもちろん、存在Ｘからの不合理な仕打ちに対する復讐心や憎悪を強く抱いた主人公（幼女）の表情のダークサイド感がすごいです！
大人であっても過激な表情なのに、そんな表情を幼女が・・・。一見の価値があると思います。

ストーリーも今までの転生ものや幼女ものとは異なっています。
観る前には「幼女が軍人ってどれだけ甘い世界観なのか」と思っていましたが、完全に間違った先入観でした。
「転生」と「魔法」こそファンタジー要素が強いですが、主人公の志向は極端なまでの「エリート志向」と「合理主義」です。
「リアリストが望まない転生をさせられるとこうなる」という要素が大きく、明るくわくわくする要素はあまりありません。
数多くの作品があり数多くの主人公がいる中でも、ある意味でここまでリアリストな主人公は珍しいです。
他の作品であればリアリストとはいえ主人公であれば人間的な魅力の面もかなりあり、実際にこんな人がいれば知り合いや友人になりたいと思えそうなものですが、
この作品の主人公とはあまり交友関係を築きたいと思えませんでした（笑）。
けれどストーリー面が優れているためか、続きが気になってしまい一気に視聴してしまいました。

戦争や軍隊が舞台となっているため、そういった描写はあります。
それらが苦手でなければぜひ一度観てもらいたい作品です。
ただし結末までは描かれていませんので、続きが気になってしまう作品でもあります。

※（2018年7月現在）劇場版新作アニメ制作中とのことです！

設定として「ミリタリー」×「ファンタジー」だと↓もありますが、違いが激しいです（笑）