精霊の守り人-映像もストーリーも高クオリティな東洋風ファンタジー-
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こちらの記事ではアニメ「精霊の守り人」のあらすじ、おすすめポイント、どんな人に合いそうか&合わなそうか、そして「精霊の守り人」の基本情報~豆トリビアまでを紹介しています。(管理人主観によります)
ぜひあなたにぴったりのアニメ探しにお役立てください。
アニメ「精霊の守り人」の感想をざっくり述べるなら・・・
「バルサとチャグムの別れの切なさとカッコよさに惚れる」
アニメ「精霊の守り人」を評価
管理人オススメ度・・・★★★★★
ジャンル
・ファンタジー
・冒険譚
・後継者争い(政争)
総話数 ⇒ 全26話
放送時期 ⇒ 2007年4月~9月
あらすじ
用心棒や護衛をしながら旅をする短槍使いの女「バルサ」は、ある時、事故により川に落ちた新ヨゴ皇国の第二王子「チャグム」の命を救うこととなった。
息子の命を救った礼としてチャグムの母である第二妃に招かれもてなしを受けるバルサであったが、第二妃の真の目的は先日の様に命を狙われているチャグムを宮から脱出させることであった・・・。
こんな気分の時におすすめ!
・しっかりと練り込まれたストーリーの作品が観たい
・現実逃避して違う暮らしをしてみたい
・洋風よりアジアンな作品が観たい気分
おすすめポイント
何と言ってもストーリーが非常に秀逸で世界観にも思わず惹かれてしまいます。
ファンタジーと言っても、洋風ではなく古代日本や中国のような東洋風な世界観となっています。(敢えて言うならば世界観として近い雰囲気は「もののけ姫」でしょうか)
「精霊」や、その精霊の住む世界からの影響を大きく受ける世界であり、バルサやチャグムたちもその影響を強く受けることとなります。
「呪術」はありますが、「魔法」はありません。
主人公も他の作品とは一風変わっており、主人公であるバルサは「女性で30歳」と、ファンタジー物では異質な感じがします。
そしてやはり登場人物は魅力に溢れています。主人公のバルサの強さ、幼くして命を狙われ宮を出なければならなくなった王子チャグムの成長と筋の通った生き方、その二人を支える薬師兼呪術師のタンダの優しさと包容力と、どの登場人物も精神的な面においても魅力的です。
観た後に、「綺麗な話だったな」「綺麗な世界だったな」という満足感を感じます。
現在、続きはアニメ化されていませんが、小説はこの後も物語が続いていますので、そちらもぜひアニメ化していただきたいと願っています。
こんな人に特におすすめ!
・ファンタジーは好きだけど、「剣と魔法の洋風ファンタジー」は今はお腹いっぱい
・ただ強敵と戦うだけのストーリーでは面白くないという人
・誰にでもおすすめ出来るアニメを知っておきたい人
・人と人との「絆」を感じられる作品を観たい人
こんな人には合わないかも・・・
・笑い転げたいからシリアスなのはいらない
・ファンタジーは洋風以外受け付けないという人
・戦いのある物は一切観たくない人
「精霊の守り人」の豆トリビア
・原作の小説は多くの賞を受賞している。
・原作者の「上橋菜穂子(うえはし なほこ)」さんの小説は他にも「獣の奏者エリン」がアニメ化されている。
・「精霊の守り人」から始まる物語は「守り人シリーズ」と呼ばれ、全10巻に及ぶ。綾瀬はるか主演でドラマ化もされた。
・上記の「守り人シリーズ」の内、「~の旅人」というタイトルの作品は主人公がバルサではなくチャグム。
・漫画版の作者は「ロトの紋章シリーズ」の「藤原カムイ」さん。