ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか-英雄を夢見る少年-
こちらの記事ではアニメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろう((以下ダンまち)」のあらすじ、おすすめポイント、どんな人に合いそうか&合わなそうか、そしてアニメ「ダンまち」の基本情報~豆トリビアまでを紹介しています。(管理人主観によります)
ぜひあなたにぴったりのアニメ探しにお役立てください。
アニメ「ダンまち」の感想をざっくり述べるなら・・・
「ダンジョンに出会いを求めるのは”間違っている”…と思ったけど合ってたかもね!!」
アニメ「ダンまち」を評価
管理人オススメ度・・・★★★★★
ジャンル
・異世界ファンタジーもの
・冒険譚(ダンジョン)
・剣と魔法の世界
・ラブコメ
総話数 ⇒ 全13話
放送時期 ⇒ 2015年4月~6月
外伝:「ソード・オラトリア」全12話(2017年4月~7月)
劇場版、第2期製作決定済(2018年2月):放送時期は未定。
あらすじ
世界には神々が降臨していた。神々たちは地上においてその神の力を使うことを禁止とし、人間を「子」と呼び、共に日々を過ごすことを望んだ。神々は、各自が自身を中心とした「ファミリア(眷族)」という人間たちとの組織を築いていった。人は神を支え、神は人に力いう恩恵を与えた。人はその力と共に魔物が蔓延るダンジョンへ潜る・・・。
迷宮都市オラリオ--そのダンジョンの5階層で、ダンジョンでの美少女との出会い、自身の英雄的活躍、キャッキャウフフな日々を求めてダンジョンに潜った駆け出し冒険者の少年「ベル・クラネル」は絶体絶命の危機を迎えていた。本来15階層より深くにしか出現しないモンスター「ミノタウロス」に追い詰められていたのだ。
自らの人生の終焉を覚悟したその時。少年は最上級冒険者の【剣姫(けんき)】「アイズ・ヴァレンシュタイン」に命を救われ・・・恋に落ちた。
しかし。アイズに対し憧れを抱くベルは食事中に偶然居合わせたアイズのファミリアに自らが情けなく救われたことを話題にされていることを聞いてしまった。アイズと比べるべくもない弱い自分を許せないベルは・・・。
こんな気分の時におすすめ!
・高嶺の花との距離が辛い
・「冒険」をする勇気が欲しい
・異世界ファンタジー冒険譚でわくわくしたい!
おすすめポイント
剣と魔法、東洋と西洋の神話に登場する様々な神々、美少女、エルフ、ケモナーとファンタジー要素がこれでもかと詰め込まれています。ファンタジー、特に冒険譚が好きな人にはたまらないと思いますし、そういうものはあまり観たことがないという人にもまず手始めに手を付けやすい作品だと思います。
作中には東西どちらの神も登場し、神話に沿った性格や志向を持っている神たちです。神話を知っている人は名前からどんな人物(神)かと想像しながら観ていただいても面白いと思いますし、神話に詳しくない人は神話上にどんな神が登場するのかと興味をもっていただけるきっかけになるのではないかと思います。時折垣間見えるさすがの神々しさと、神話でも出てくるようにすべての神が人間の為になることばかりをするわけではない点が描かれていたりと、神様たちに注目して観ていただくのも一興です。
けれど本命はやはり、タイトルにある「出会い」からも想像していただけるように、この作品のメインは「ラブストーリー」なのだろうという点です。まだ原作も完結していないため、最後にどういった話になるのかは神ならぬ原作者様のみぞ知るというところですが、作中冒頭でアイズと出会ってからのベルの姿には男女問わず惹かれるものがあるでしょう。
そのラブストーリー×ダンジョン攻略という冒険譚が交わる、ワクワクとドキドキがどちらも味わえる秀逸なストーリーだと思います。
また、上述のスピンオウ作品である外伝「ソード・オラトリア」がアニメ化されていますが、そちらはアイズの所属するファミリアを中心に据えた作品となっています。そちらも大いに人気を博していることからもお察しいただける通り、主人公のベル以外の登場人物たちそれぞれがとても魅力的です。誰を主人公にしてもおかしくないほどです。
冒険、ラブストーリー、登場人物の魅力、どれも味わってみていただきたいです。
こんな人に特におすすめ!
・実は少し中二病に罹っている方
・英雄に憧れたことがある人
・素敵な出会いを求めている人
こんな人には合わないかも・・・
・戦いの描かれる作品全般を好まない人
・人が成長する姿を観たくない人
「ダンまち」の豆トリビア
・原作の挿絵は「ヤスダスズヒト」さん。「デュラララ」などでもイラストを担当していましたが、だいぶ趣の違う作品でも素敵な世界を描いてくれますね。